皆様お疲れ様です。代表のさきです。
少しずつ寒さも和らいできましたが、いかがお過ごしでしょうか。
わが家では春を迎えるために、さっそく母が寄せ植えにいそしんでおります。
次は「ブラックベリーを植えたいよね~」と最近ポツリとこぼしていました。
ガーデニング市場はコロナ渦でより拡大傾向にあり、その勢いはとどまることを知りません。
特に春の時期(3月~5月)はたくさんの花たちが芽を出してくれます。
母も「どんな姿になるか楽しみ~」と、少女のような眼差しで毎日ウキウキしております。
さてさて、今回はNoelHatchのメリット・デメリットについて簡単に解説していきます。
メリット①鉢として、インテリアとして、双方の魅力を発揮

そもそもNoelHatchは「ガーデニング用品」とうたっておりますが、実際は少し違います。
最初に私が父の植木鉢を見た率直な感想が、「これって本当に植木鉢かな?」という疑問でした。
最小で3号ですが、植木鉢は偶数号での記載が多く奇数号はあまり見かけません。
鉢底穴や寸法など鉢の要件は満たしていますが、それ以上に印象的だったのが「置くだけで空間が変わる魔力」でした。
和風、洋風、ナチュラル、シック、モダン、アンティーク。どの空間でもマッチするデザインなので、ある種これは発明なのではとも思ったほどです。
鉢としても、インテリアとしても。どちらの要件も満たしているのがNoelHatchの商品です。
インテリアだと市場価値がグッと高くなるので、最近インテリアとして捉える機会が多いです。
観葉植物を「インテリアグリーン」と表記するほど、鉢やプランターは家具としての価値があります。
メリット②鉢こそ主役。縁の下の力持ちでは終わらせない

近くの百均(ダイソーやセリア)やホームセンターを巡っていると、鉢は脇役の印象が強いです。
相場は高くて3000円といったところでしょうか。
私は「鉢が大事なんだけどなあ…」と心の中で訴えているんですが、どうしても花の華やかさには負けてしまうんですね。
花と鉢の相性にもよりますが、NoelHatchの根本は「鉢こそ主役。土台こそ華やかに」なので、花に負けないほどの主体性を持つ鉢として扱っていただけます。
上記のプランターの重厚感は、ぜひ生で見ていただきたいですね。
我が家の庭に飾っていますが、「ただのガーデニング用品ではないなぁ…」と痛感します。
高額であること、父の長年の技術で作られていること、そして大量生産ができないこと。
どれをとっても、世界にひとつだけの商品だなと思いを巡らせる日々です。
メリット③ハンドメイドならではの唯一無二な存在感

NoelHatchにとっての一番の痛手は、やはり造り手が父ひとりしかいないことです。
いずれ後継者も視野に入れなくてはと考えていますが、私個人的には必要ないのではと感じています。
なぜなら「父が作るからこそ、愛着がわいてプロデュースしたいから」という思いが強いからです。
父の背中や制作時の表情、姿勢がとても魅力的で「これが長年の技術なんだなぁ…」と完成した商品を見てしみじみ思います。
誰にもまねできない、父しか生み出せないあの子たちの表情が、魂が宿っているように見えるんです。
デメリット 全く同じ商品が作れない

これまでメリットだけをご紹介してきましたが、唯一のデメリットがこちらです。
当店の商品はセメント製ですので、制作時の天候や温度、湿度で模様や形に若干の誤差が生じます。
最初在庫整理をしようとしたとき、寸法がバラバラでどれから手を付けたらいいか暗中模索状態だったのを今でもよく覚えています。
しかし、私はこう考えました。
「同じものが作れないなら、個々が父しか作れない世界にひとつだけの商品だ」と。
今でも試作品が大量に我が家にありますが、商品化するべきか迷っているものもあります。
ただそうすると父のキャパを超えてしまうので、記載寸法のみのお取り扱いとなっております。
基本オーダーメイドは難しいですが、色や寸法を伝えてくだされば作れる可能性もあります。
世界にひとつだけの当店の商品、ぜひ皆様にも手に取っていただきたいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!