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手掌多汗症

お疲れ様です、代表のさきです。

今回は少しパーソナルな部分になりますが、私が持つ疾患についてご紹介します。

皆様は手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)という言葉をご存じでしょうか?

文字の通り「手汗が止まらない」疾患で、感覚過敏や過剰な神経反応が引き起こすといわれています。

最近はこの疾患を取り上げるメディアも多くなってきていますが、まだまだ認知度は高くありません。

では、続いてどのような困りごとがあるのか詳しく解説していきます。

電子機器や書類を触るのがストレス

手掌多汗症は常日頃手がぬれているため、仕事や日常生活に大きな悪影響があります。

デバイスや書類など仕事で使うあらゆるものが湿ったり濡れてしまうため、最悪は水分で壊れてしまう可能性もあります。

実は小学生からこの現象は起きていたんですが、そこまで気にしてはいませんでした。

しかし、社会人になるとこれが致命的と痛感することになります。

PCキーボードや書類など触れるものすべてが湿ってしまい、何度も怒られる日々を過ごしました。

触りたくても触れない。そして…

しかし、当時の私は病気だと知らなかったんです。

ただの緊張しいだろう」「ただの汗っかきだろう」という思いで過ごしていましたが、最近特に汗の量が多いため、対策を考えるようになりました。

そこで思いついたのが、アームカバーなどの手を守るアイテムです。

特に日々パソコンを触る身にとっては、指が動かせないのは致命的。オールシーズン使える5本指のフィンガーレスグローブをずっと調べていました。

その中で気になったのが、SHIPS(シップス)の手袋でした。

気になる方は「SHIPS 手袋」で検索してみてくださいね!!

素材はニットですが、私のように手が小さくても何も困らず使えて快適な日々を過ごしています。

さすがに食事や睡眠のときは外していますが、それ以外はほぼ身に着けていますね。

仕事のときや読書、リラックスするときなど肌身離さずつけています。

これをつけていると、いままでのストレスが水の泡になり本当に気が楽になりました。

何かを触っても「もう湿らない、濡れない」という安心感で抵抗なく過ごせるようになりました。

この疾患はハンカチや手袋など手を守るアイテムが外せないので、特に思春期の時期は神経質になりがちです。

といって、私は学生時代これで苦しんだ経験がほぼないので、あまり説得力はないかもしれませんが。

薬に頼らず、上手に付き合っていく

手掌多汗症の薬はありますが、私は向精神薬を服薬しているため副作用が出る可能性があります。

発達障害者や感覚過敏に苦しむ人たちは、日常生活を快適に過ごすためのアイテムが不可欠。

ノイズキャンセリングやサングラス、そして今回の手袋など今では豊富なアイテムがそろっています。

私はできるだけ薬に頼らず、今の相棒たちを使いこなしていきたいと考えています。

もし皆さんの中に手掌多汗症の方がいらっしゃれば、まずは主治医に相談してください。

思い込みほど怖いものはないので、まずは専門家の意見を聞いて対処することから始めましょう。

ひとりで悩まず、誰かに相談すると肩の荷が下りて気持ちも楽になってくれますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!